こんにちは!歴史ワールド管理人のふみこです!
今回は、2000〜2010年の、グローバル化が爆発的に進展しテロとの戦いが始まった頃の世界史を解説します。
インターネット・パソコン・携帯電話がビジネスだけでなく家庭にも普及し、グローバル化が爆発的に進展します。EUなどの地域統合も進み、経済・文化では世界が1つになりますが、テロや紛争の勃発など、政治的には分断が進みます。
この記事では、そんな2000〜2010年はどんな世界だったのか、分かりやすく解説します。
2000〜2010年はどんな世界だったのか
世界全体の動き
インターネット・パソコン・携帯電話がビジネスだけでなく家庭にも普及し、グローバル化が爆発的に進展します。特に2007年にアップル社からiPhoneが発売されると、スマートフォンが一気に普及します。日本などの先進国では1人1台のスマートフォンを持つのが当たり前になります。スマートフォンはインターネット機能の付いた携帯電話で、個人が容易にインターネットを通じて世界中の情報に即座にアクセスできる時代が到来します。
経済や文化でのグローバル化が進む一方、政治的には分断が進みます。2001年にイスラーム過激派組織アルカイダによってアメリカ同時多発テロ事件が発生し、多数の犠牲者が出ます。アメリカは対テロ戦争の開始を宣言し、同年アフガニスタンを攻撃します。2003年にはイラクを攻撃してイラク戦争が勃発し、アメリカはフセイン政権を打倒します。しかし、テロとの戦いは終わらず、その後も断続的に続いていきます。2004年にはスペイン列車爆破事件、2005年にはロンドン同時爆破事件が起こるなど、世界中でテロが発生します。
2008年にはアメリカでリーマン=ショックが発生し、世界的な不況が訪れます。
各地域の動き
EU(ヨーロッパ連合)では2002年から共通通貨ユーロが実用化されます。2004年にはポーランド・チェコなど東欧と地中海の10ヵ国が加盟し、2007年にはルーマニア・ブルガリアが加盟します。
東アジアでは日本経済の低迷が続く中、飛躍的な経済成長を遂げた中国がGDP(国内総生産)で日本を逆転し、世界2位の経済大国となります。
アフリカではコンゴやソマリアなどで内戦が勃発し、多くの難民が発生します。
2000〜2010年はグローバル化が爆発的に進展しテロとの戦いが始まった時代
このように、2000〜2010年はグローバル化が爆発的に進展しテロとの戦いが始まった時代でした。インターネット・パソコン・携帯電話がビジネスだけでなく家庭にも普及し、グローバル化が爆発的に進展します。EUなどの地域統合も進み、経済・文化では世界が1つになりますが、テロや紛争の勃発など、政治的には分断が進みます。
これからも一緒に歴史を学んで未来をより良くしていきましょう!最後まで読んでいただきありがとうございました。